2001-04-10 第151回国会 参議院 経済産業委員会 第6号
○副大臣(松田岩夫君) 昨年、伝統的工芸品産業審議会におきまして、先生御案内のように第一点は伝統工芸士制度の一部見直しということでございますが、御指摘がございました委員の先生より、伝統的工芸品に係る技術または技法のより一層の向上を図る観点から、伝統工芸士の中でも特に伝統的な技術または技法に熟練した者をそれ以外の伝統工芸士とは別によりすぐれた者として位置づけて認定をするよう現行の認定制度を改めてはどうかとの
○副大臣(松田岩夫君) 昨年、伝統的工芸品産業審議会におきまして、先生御案内のように第一点は伝統工芸士制度の一部見直しということでございますが、御指摘がございました委員の先生より、伝統的工芸品に係る技術または技法のより一層の向上を図る観点から、伝統工芸士の中でも特に伝統的な技術または技法に熟練した者をそれ以外の伝統工芸士とは別によりすぐれた者として位置づけて認定をするよう現行の認定制度を改めてはどうかとの
伝統的工芸品産業における消費者ニーズの把握の重要性につきましては、昨年十一月の伝統的工芸品産業審議会答申においても明記をされているところでございまして、このため、御指摘のとおり、今回の法改正におきまして共同振興計画の作成主体に商社あるいは百貨店等の販売事業者を追加するとともに、予算措置として新たに産地プロデューサー、こういった事業を追加させていただきました。
○海野義孝君 伝統的工芸品産業審議会「二十一世紀の伝統的工芸品産業施策のあり方について」という答申に関して三点ほど教えていただきたいと思います。 第一点は、伝統工芸士制度の一部見直しということがありますけれども、これは具体的に今回の法案にどう盛られているかはちょっと私、そこまでは不勉強でありますけれども、この点が一点。
○中山副大臣 産地プロデューサーについての御質問でございますが、産地プロデューサーにつきましては、昨年十一月の伝統的工芸品産業審議会答申において言及されておるところでございます。
昨年十一月の伝統的工芸品産業審議会の答申において、「伝統的工芸品産業は、二十一世紀はもとより末代まで大切に継承していくべき我が国の貴重な財産である」と位置づけておられます。 文化財的側面を持つ伝統工芸品の振興のあり方についてどのような認識をお持ちでしょうか、大臣に所見を伺いたいと思います。
問題は、当時、その前年に、伝統的工芸品産業審議会の答申で、産地の疲弊は進み、多くの産地が産業としての活力を失い、このまま推移すれば、産地の維持すら困難になりつつあるのが現状だ、こう述べています。 今お話ありましたけれども、この答申を受けて法改正したけれども、それから七年目、そのときの状況とどう変わっているのかについてお聞きしたいと思います。
しかし、この伝統的工芸品産業審議会が行った答申がございます。この答申によりますと、伝産法制定後の推移は、遺憾ながら必ずしも振興の成果が上がっているとは言えない状況にあるというふうに述べておりますが、私もまさにそのとおりだと思うんです。 では、問題はなぜこの答申が言うように成果が上がっていなかったのか、まずこの点について通産大臣の認識をお伺いいたしたいと思います。
○吉田達男君 伝統的工芸品産業審議会という通産省が設置された審議会があります。ここは権威を持って伝産法を維持しておられるわけでありますが、この中の二十人の委員はそれぞれの道の練達の方であります。ここがこの伝統産業の日本文化における位置づけ等々について権威を持っていらっしゃる。そこで、近代化についてこれじゃ指定ができない、こういうようないろいろ意見があり得る。
このような背景のもとで、伝統的工芸品産業審議会において、「新たな伝統的工芸品産業の振興の在り方について」御検討を賜り、昨年十二月、新たな観点からこの産業を魅力と活力にあふれた産業となすべく、伝統の活用、外部との積極的な交流、後継者の育成などについて取り組むべきであるとの答申をちょうだいいたしました。
○南学政府委員 今御指摘の七十五品目の指定基準緩和の要望の意味でありますが、実は、伝統的工芸品産業審議会から昭和六十三年に我々のところに意見具申がございました。これが、産業の競争力を回復するために現在の告示等の見直しをなすべきだ、こういう意見具申でありました。その趣旨は、伝統的工芸品の特質を失わぬ範囲内で最近の工業技術進歩の成果を活用してはいかがか、こういうことでございました。
昨年の十月七日に出されました伝統的工芸品産業審議会の意見具申、この具申が出されておりますね。伝統的工芸品産業がさまざまな環境変化の中で、従来の伝統を守りつつも現代社会に調和していくために、今後の振興対策について幾つかの検討課題を指摘しております。
いまのお話でございますと、今後産地の方から指定申し出があることだと思いますが、私どもといたしましては、沖縄県あるいは沖縄開発庁の御意見もお聞きし、また、法律でそう定められておりますが、伝統的工芸品産業審議会の審議を経まして、法律に定めております指定要件に該当するものであればこれを指定していきたいというふうに考えております。
○政府委員(藤原一郎君) いまお話しにございましたように、伝統的工芸品の指定は伝統的工芸品産業審議会の指定部会で意見を聞いて指定することになっております。で、これは別に伊賀の組みひもにかかわるばかりではございません。一般的なお話でございますが、伊賀の組みひもにつきましても、そのような御要望は地元の組合から承っております。
○藤井恒男君 今度新たに設置されるところの伝統的工芸品産業審議会、この委員は、伝統的工芸品産業に関し学識経験のある者の中から通産大臣が任命するということになっておるわけで、これは一般的な審議会の委員を構成するときの、いわゆる一般的なものの書き方になっておるわけですが、伝統的工芸品という特殊性にかんがみて、この委員の任命にあたっては、当然、伝統的工芸品と目される地場産業が現にあるわけですから、そういったところの
第一に、通商産業大臣は、伝統的工芸品産業審議会の意見を聞いて、主として日常生活の用に供され、その製造過程の主要部分が手工業的であり、伝統的技術または技法により、伝統的に使用されてきた原材料を主として用い、一定の地域において少なくない数の者によって製造される工芸品を、伝統的工芸品として指定するものとすることであります。
それから、菓子とか、みそとか、しょうゆとか、あるいはお酒とか、そういう飲食用品のものにつきましては、工芸品でないのでここでは含まれないということでございますが、そうしたものにつきまして、最終的にはこの法案で予定いたしております伝統的工芸品産業審議会の審議事項として決定していただく、こういう考えでございます。
そのおもな内容は、 第一に、通商産業大臣は、伝統的工芸品産業審議会の意見を聞いて、伝統的な方法により製造される工芸品を伝統的工芸品として指定するものとすること。
一、 伝統的工芸品産業審議会の構成にあたっては、各地域の伝統的工芸品産業関係者の意見が十分反映されるよう配慮すること。 二、 伝統的工芸品産業振興協会については、伝統的工芸品を製造する事業者の全国的な支援と協力を得られる形で設立されるよう指導すること。 三、 伝統的工芸品産業の従事者について、功労報奨制度等の創設を検討すること。
○保岡委員 法案の第十一条に「伝統的工芸品産業審議会」というものがあるわけでありますけれども、これの第五項に、「委員は、伝統的工芸品産業に関し学識経験のある者のうちから、通商産業大臣が任命する。」という規定がございます。
第一に、通商産業大臣は、伝統的工芸品産業審議会の意見を聞いて、主として日常生活用に供され、その製造過程の主要部分が手工業的であり、伝統的技術または技法により、伝統的に使用されてきた原材料を主として用い、一定の地域において少なくない数の者によって製造される工芸品を伝統的工芸品として指定するものとすることであります。